・スマホの料金を見直したい。
・ahamoのCMよく見るけど、実際どうなの?
・自分はahamoに変えるべきなんだろうか?
※本記事に出てくる価格は全て税込み価格となります。
総務省の指導によって大手通信会社のスマホ料金プランが順次改定されました。
docomoからはahamo、auからはpovo、SoftbankからはLINEMOが発表され、これまでの料金プランよりもかなり攻めた価格となっており、大半の人が毎月のスマホ料金を抑えることができるようになりました。ただし、すべての人にGoodな料金プランというわけではありません。
先日auのpovoについて、どんなメリット・デメリットがあって、どんな人におすすめのプランなのかという点を解説してきましたが、実は私、複数のスマホを同時使用しておりまして、povoと並行してahamoも使っていたことがあります(実は楽天も)ので、今回はdocomoのahamoについて、使用して感じた経験をもとに解説していきたいと思います。

ahamoのメリット5つ・デメリット4つ
メリット
① 毎月20GB使えて2,970円
povo同様、ahamoの最大の特徴は価格の安さです。
ahamo以外のdocomoの料金プランと価格を比較してみると、下記の表のようになります。
※()内の料金は各種割引適用後の最安値
プラン名 | データ容量 | 価格 |
ahamo | 20GB | 2,970円 |
5Gギガホプレミア | 無制限 | 7,315円 (4,928円~) |
5Gギガライト | ~1GB | 3,465円 (2,178円~) |
~3GB | 4,565円 (2,728円~) | |
~5GB | 5,665円 (3,278円~) | |
~7GB | 6,765円 (4,378円~) |
1GB超えてしまっただけで2,728円~(みんなドコモ割(家族割)、ドコモ光セット、dカードお支払い割が適用されているので、これに該当しない場合、もっと高くなってしまいます。)と、ahamoと比べると割高になってしまいますね。また、ahamoの2,970円は、既にかけ放題オプション(国内通話5分以内無料)がついた価格ということで、更にお得感が増すのではないでしょうか。
povo、LINEMOと比較してみるとこんな感じです。
プラン名 | データ容量 | 価格 |
ahamo | 20GB | 2,970円 |
povo | 20GB | 2,480円 |
LINEMO | 20GB +LINEギガフリー | 2,480円 |
ahamoが最も高い料金になっています。ただしここでの注意点は、ahamoのみ前述の通り、通話かけ放題料金が入っている料金である、ということ。
LINEなど、インターネット通話が主流になってきてはおりますが、例えば病院の予約ですとか、生活の手続き、飲食店の予約は電話でするよっていう方多いのではないでしょうか。そんな方々にはおすすめのプランですね。
② 端末と一緒に購入できる
docomoで購入されたスマートフォンは基本的にahamoを使用することができますが、docomoよりもお得な値段で購入することができる専用スマホが用意されています。povoとLINEMOの場合、自分でスマホを用意してそれらを契約する必要がありますが、ahamoでは契約と同時手続きでスマホを購入できるので、別々に手続きする手間も省けます。
③ 通信が安定している・5Gが使える
povo・ahamo・LINEMOは格安SIMと価格の面で比較されることが多いかと思いますが、これらと格安SIMと違うのは、自社の通信回線を使用しているということ。格安SIMはそれぞれ大手キャリアの通信回線の一部を借りて使用しているので、時間帯や場所によってどうしても通信が遅くなってしまうことが多々あります。ahamoは自社(docomo)の通信回線を使用しているので、格安SIMよりも通信が安定しており、ストレスを感じることは少ないです。
また、ahamoはサービス開始当初より5Gに対応していますので、最先端・最速の通信を使用することが可能です。
④ 20GB超えても最大1Mbpsで使える

月々20GBまでというと、20GBを超えたら通信ができなくなっちゃうの⁉
ご安心ください。20GBを超えても最大1Mbpsで使用が可能です。
1Mbpsって速いのか遅いのかよくわからないと思いますが、標準画質の動画であれば見れる程度の速度となります。BIGLOBEやmineoなど他格安SIMでは月々の規定通信量を超えると下り最大200kbpsまで通信が遅くなってしまうので、もちろん通常の最大通信速度(スマホ端末によって違うのでご利用のスマホの情報をご確認ください)よりも遅くはなってしまいますが、格安SIMよりは、ahamoのほうが格段に速いことがわかります。
また速度制限がかかってしまっても、1GBあたり550円で追加することもできます。
⑤ 契約・解約料無料
ahamo以外のdocomoの料金プランの場合、契約時事務手数料として3,300円、更新月以外での解約時は1,000円料金を取られますが、ahamoでは契約事務手数料・解約料ともに無料で提供されています。
デメリット
① ショップでの手続きは有料
ここが最大の特徴となると思います。あくまでもオンラインショップでの取り扱いがメインとなるため、docomoショップで手続きをサポートしてもらうにはお金を払う必要(3,300円)があります。そこまで複雑な手続きはないのですが、オンラインの操作に不安がある人にはahamoはおすすめしにくいです。
② キャリアメールが使えない
「@docomo.ne.jp」のメールアドレスが使用不可となります。
スマートフォンでもGmailなどのフリーメールサービスを使えますので、「@docomo.ne.jp」に届くように設定されている大事なメールはそちらに届くように設定をしておくことが必要となります。
③ 使えなくなるサービスがある
キャリアメールのほかにも、留守番電話サービスなどこれまで使用できていた一部のサービスがahamoでは使用不可となります。
ドコモのサイトに注意事項がまとめてありますので、参照ください。
④ 各種割引が使えない
これまでそれぞれ様々な割引サービスを駆使して月々の料金を抑えていた方多いかと思いますが、ahamoでは割引サービスはなく、全員一括の2,970円となります。ただシンプルな料金体系になったので、分かりやすさという点では◎ですね。
・ファミリー割引(家族間通話無料)
・みんなドコモ割
・ドコモ光セット割
・dカードお支払い割 など…
※家族間通話について、ahamo端末からの発信は有料になりますがグループ回線からahamo端末への発信は無料です。また他の家族がみんなドコモ割を料金プランに適用している場合、ahamo回線も家族回線の一つとしてカウントしてくれます。
ahamoはこんな人におすすめ
以上、メリット・デメリットを踏まえ、特に下記のような方々にはahamoがおすすめできるのではないかと思います。
・オンラインでの手続きに心配がない人
・毎月のデータ通信料が1GB超~20GBまでの人
・5分以内の通話をよくする人
・データ通信速度でストレスを感じたくない人
みなさん当てはまったでしょうか?
当てはまった方は、一度ahamoへの移行手続きをしてしまえば、月々の支払いを数千円抑えることができますので、ぜひご検討してみてください!
以上、ahamoのメリット・デメリットまとめでした。

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